ツレみご!

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パートナー(ツレ)が身ごもりましてん、からのなんやかんや

【ガチで怖い】日常の恐怖体験(心霊体験)5選

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意図せずして、ツレ(嫁)が絶賛妊娠中
流産の可能性が高いと言われてしまった38歳妊婦の妊娠奮闘記(旦那の妄想目線でお送りします)

うちのツレには霊感がある
本人は霊感ではないと言い張るが、明らかに霊感である

いわゆる幽霊と言われているものが見えるのだ

ちなみに私にはいっさい見えない
しかしツレと出会ってかれこれ20年
20年間もそんなしょーもない嘘をついているとも思えない

だからきっと見えるのだ

今回はそんな霊感強めなツレの背筋も凍る恐怖体験話です

※ホラーが苦手な方はご遠慮ください

水色のパジャマを着たお爺さん

水色のおじいさん

ツレがまだ実家に住んでいたころの話

そこは大阪の公営住宅なのだが築はおそらく40年以上になるだろう
外観はかなり古びた印象である

幼少のころから、こちらへ引っ越しするまで30年ほど住んでいたわけだが、その30年ほど見知らぬ同居人とたびたび顔を会わせることがあったらしい

初めに気づいたのはまだ可憐な少女時代

廊下を水色のパジャマを着たおじいさんが「フッ」と現れてリビングへと歩いていく姿を目撃したツレ
見知らぬおじいさんに驚いたらしいが、まだ物心がついて間もないツレは「誰やろう?」程度の感覚でリビングへと向かう

しかしそこには料理中の母親しかいない

母親に
「いまおじいさんおったけど誰?」

母親に聞くと
「なんの話してるの?おじいちゃんは〇〇におるでしょ」

ツレのおじいさんは母方、父方ともに同居はしていない
しかも離れた遠方に住んでいるのだ

不思議に思うも、それ以上は追求せずに月日が経った

小学生になったツレは「奇妙なお爺さん」のことなどはすっかりと忘れていた
ある日、自分の部屋で夏休みの宿題をしていると扉のガラス越に「水色の服を着た人」が通っていくのが見えたのだ
「お父さん、あんな色の服もってたっけ?」

最初に思ったことは家族の誰もが水色の服など持っていないことだ
そう思うと同時に幼少の頃の記憶が甦った

「あのおじいさん!」

そう過去に水色のパジャマを着た見知らぬおじいさんが廊下を通っていったことを思い出したのだ

慌てて家族にこのことを話すも家族の誰もが信じようとしない
家族内の誰もが霊感と呼ばれるものは持ち合わせていないのだ

「もしかするとこの家と何か関係があるのかも」

そう思ったツレは公営住宅昔から住む住人たちに聞いて回った

するとツレたち家族が引っ越す前にはその場所にあるおじいさんが一人暮らしをしていたらしい
病気か何かで一人孤独なまま、その部屋で亡くなってしまったらしい
そしてそのお爺さんがよく着ていたのが

水色のパジャマだったそうだ

孤独な老人はこの世に未練があり未だにこの世を彷徨っているのだろうか・・・

黒い手

 黒い手

これは私が以前に住んでいたワンルームマンションでの話である

以前からツレが私の部屋を訪れたときに
「玄関が気になる、たまにシューズクローゼットから黒い手が出ている
と話をしていた

これだけでも十分怖かったのだが

ある霊感が強い友達がマンションを訪れた時にこんなことを言ったのだ
「〇〇さん、玄関のクローゼットなんかヤバいよ、黒い手みえるわ

一番恐ろしかったのはツレとこの友達はまったく面識がなかったこと
まったく面識のない二人が同じ場所で同じ事を言ったのが非常に怖かったのを今でも覚えている・・・

中世ヨーロッパの異国少女

中世ヨーロッパ異国少女

私がまだ一人暮らしをしておりツレと一緒に暮らす前の話

ワンルームマンションに暮らしていた私の家にツレが訪れたときだった
その日は一日中雨が降り嫌な天気が続いていた

ショッピングへと出かけマンションへと帰宅した私とツレ

ここ一週間ほど仕事が忙しく徹夜が続いていたせいで帰宅するなり知らずのうちに眠りについてしまった私
当時のマンションの部屋には「可動式ベッド」が壁面についており、眠るときはそのベッドを下に降ろし、使用しないときは邪魔にならないように天井へと上げれるという少し変わった部屋であった

眠るつもりがなかったのでベッドは天井へと上げたまま、そしてベッドの下に設置しているソファでウトウトしてしまったのである

寝ている私に気を遣い電気を消して一人携帯電話をいじっていたツレ
部屋の中には薄暗い携帯電話の明かりだけ

そんな暗闇の中ツレは頭上にある可動式ベッドに違和感を感じた
携帯電話の薄暗い明かりを頼りにゆっくりとベッドを見上げると

異国の少女が逆さまになって身を乗り出し、私をじっと見つめていたのだ
思わず声を出しそうになったツレ

その中世ヨーロッパ風の少女は整って顔立ちだが妙に青白い肌、真っ白のドレスらしき衣装を身に着けていたらしい

しかし不思議と彼女に悪意のようなものは感じず、ただじっと私の寝ている姿を見つめていたのである

中世ヨーロッパ少女の後日談

中世ヨーロッパ異国少女の後日談

ちなみに上記の話を私は一週間くらい経ってから聞いたのだが背筋が凍る思いでした

「なんで引っ越してから言ってくれへんのやろう・・・」
「オレまだあそこに住んでるんですけど・・・」

と思いましたが
ツレ曰く「悪い感じじゃないから大丈夫」
とのこと

そういう問題か?

と思いながらも引っ越すには資金もいるし仕方がない

ちなみに私には見えないのだが、ツレはちょくちょく異国少女を拝見していたようです
極めつけは外出した時に私の自転車の後ろに異国少女がちょこんと座っていたことがあるらしい

もう憑りついとるやん!

ベッドを揺らす男

ベッドを揺らす謎の男

ツレが高校生のときに、友達が一人暮らしを始めたとのことで部屋へと泊りに行った時の話

古臭いラブホテルのような外観のマンションは文字通り過去にラブホテルであった場所をマンション用に改装した場所であった

初めての一人暮らしにテンションが上がる友達
夜通し友達と盛り上がり眠りにつく時に事件は起こった

友達のベッドは足が4本
ベッドの下に15センチほどの隙間があるタイプ

深夜2人でベッドに寝ているとかすかな物音でツレが目を覚ました

ガタガタと音がするのだ
気が付くと少しベッドも揺れている感覚がある
最初は地震がきたのかと思ったツレ

寝ぼけながら友達を起こそうとすると足元にかすかな違和感を感じる
その瞬間ベッドが激しく揺れ動く

ガタガタガタガタガタッッッ!!

違和感を感じる足元にふと目を向けると迷彩服を着た屈強な男がベッドの足を掴み、こちらを見ながら揺らしていたのである

あまりの恐怖に声も出ず、友達を起こすことも出来ず布団を被って、とにかくこの場が収まるのをまったツレ

しばらくすると揺れは収まったが恐怖で何もできず、ひたすら朝になるのを待った

そのことを友達に話すと

「私は感じなかったけど・・・そういえばこないだお母さんも夜中揺れがあったって言ってた」

すぐさま引っ越しを強く勧めたそうだ

気管支炎と幻覚

空中で体育祭

霊感とは少し違うのだが人間高熱が出ると本当に幻覚を見るんだなと思った出来事があった

我慢強いというのか鈍感というのか幼少のころから熱がでても気づかずに出かけたり遊んだりしていたツレ
症状が悪化したときに初めて気づくことが多かったそうだ
それが大人になっても続くとなかなかタチが悪い

ツレが友達と街へ出かけるが途中で風邪のような症状がどんどん悪化していくことに気づいたツレ
しかし、友達に気を遣ったのか調子が悪いことは告げづにそのまま最後まで遊んだのだ

そのことによって信じられないくらい症状が悪化しトイレにかけこんだ先で動けなくなってしまったツレ

真冬の深夜に電話でSOSをもらった私は慌てて駆け付けるも、ツレはまともに歩けない状態
タクシーを呼びで病院まで向かい、車を降りると同時に突然ツレが叫び声を上げた

どないしたんや!?

声をかけるとしゃがみ込み震えながら空中を指さすツレ

「あれ!あれ何!?」

指をさす方向を見るも何もないし、何も見えない

何があるんや!?

するとツレは
「体操服着た人がいっぱい走ってる!右から左へ!!」

はぁ!?

笑いそうになったが必死にこらえた
この真冬の寒空に空中で体育祭かよ
しかも右から左へ体操服で受け流しているようだ

と思ったが本人は涙を流しながら本気で訴えている

自分の携帯を見て
「ゴキブリッ!!」
といって手を離すほど混乱状態、ほんまにヤバかった
一瞬でもクスリやってるんちゃうかと疑った自分を殴ってやりたい

病院での診断は急性気管支炎、しかも40度の高熱が出ており症状はかなり悪化していた

人間ここまで高熱が出るとちょっとした幻覚を見るんだと改めて思った出来事でした

違う意味でコワかった

まとめ

これだけの出来事を経験しても当の本人は霊感を否定する

なぜ?と聞くと

「ほんまに霊感やったら怖いやん、だから霊感じゃない、自分が見てきたものは何かの間違いやって思うようにしてる」

・・・

ごめん

ぜっんぜんわからん!!
そこまでいくと間違いなく霊感的なもんやん?

それでも頑なに否定するツレでした

最近では実家の2匹の猫が何もない空中を見つめて同時に右、左、右と顔を動かす仕草をしたそうだ

それはただのネコシンクロちゃう?

 

次回は「異国のヨーロッパ少女をデートに誘う」です
お楽しみに。

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