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【ラベンハムVSバブアー】キルティングジャケット徹底比較

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みなさんキルティングジャケットはお好きでしょうか?

私は超!大好きです
コートのように重くなく、ダウンのようにモコモコしない
軽い着心地とスタイリッシュなフォルム、そして紳士的な上品さが何とも言えず魅力的!
それがキルティングジャケットなのです!

そんなキルティングジャケットが生まれたのは紳士の国「英国」
有名キルティングブランド「ラベンハム」が乗馬用に開発したのが始まりと言われていますが、イギリスのジェントルマンのみならずイタリアの伊達男やフランスのあらどーもな人々をも次々に魅了していきました
今では全世界にキルティングジャケットの良さが広まっていると言っても過言ではないでしょう

そんなイギリスが産んだキルティングジャケットの2大ブランドと言えば
「ラベンハム(LAVENHAM)」と「バブアー(Barbour)」
今回はこの2大ブランドからキルティングジャケット代表モデルである「ラベンハムのレイドン(RAYDON)」と「バブアーのリッズデイルSL(LIDDSEDALE)」
この2つのキルティングジャケットを徹底的に比較したいと思います!

どちらも2大ブランドの代表モデルですので、他のモデルにも共通する部分が多いです
したがって単純なブランド比較の参考にもできるでしょう

※すべて記事執筆時点での内容となっております、また記事内の内容は個人的意見を多く含むことをご了承ください

ラベンハムとバブアーとは

ラベンハム(LAVENHAM)

ラベンハム ロゴ

1969年エリオット夫人が世界で初めてナイロン製のキルティング馬具をつくったのが始まりと言われ、キルティングジャケットの始祖である
イギリスのイースト・オブ・イングランド地方に位置する行政州サフォークの工場で、一つ一つ職人の丁寧な手作りによってラベンハムの製品は生み出される
メイドインイングランド、メイドインサフォークにこだわりを持つのが特徴
ちなみにラベンハムの代表色はネイビー
そのネイビーは行政州の冠がつけられ「サフォークネイビー」と呼ばれている

バブアー(Barbour)

 バブアー ロゴ

1894年ジョンバブアーにより創業、漁業関係者へのオイルドクロスの提供から始まりオイルを塗布した耐久性の高い防水オイルドジャケットが有名
近年はキルティングジャケットなど様々な製品を生み出すアパレルメーカーへと成長
ちなみにラベンハム同様、イギリス王室御用達の指定をうけるほどのアパレルブランドである

ラベンハムのレイドン

[caption id="attachment_1023" align="aligncenter" width="185"]ラベンハム レイドン Amazonより引用[/caption]

ラベンハムの代表モデルと言えるのがこのレイドン
現在は様々な製品が生み出されていますがレイドンをモデルとして改良された製品がいくつもあります
主にプライベート用(カジュアル)として使用することを想定されたスリムシルエットモデルがレイドンです

バブアーのリッズデイルSLナイロン

[caption id="attachment_574" align="aligncenter" width="195"]バブアー LIDDSEDALE SL Nylon SMQ0001-18AW Amazonより引用[/caption]

バブアーのキルティングジャケットの代表モデルであるリッズデイルSLナイロン
こちらもラベンハムのレイドンと同様、主にプライベート(カジュアル)での着こなしが想定されています
スリムシルエットで耐久性の高いナイロン生地が特徴

サイズ感の比較

こちらの記事で両キルティングジャケットのサイズ感を詳細に記録してますので参考にしてください

https://three-nine39.com/archives/1019

https://three-nine39.com/archives/561

高級感の比較(ラベンハムVSバブアー)

高級感についてはラベンハムに軍配

ラベンハム特有の絶妙な光沢が高級感を醸し出しています
良質なナイロン生地を厳選し絶妙な輝きを見せる光沢は唯一無二の存在感

高級感を求めるのであれば間違いなくラベンハム

決してバブアーに高級感がないわけではありません
光沢を抑えてよりマットに、よりカジュアルな印象を与えているのがバブアーです

[caption id="attachment_1116" align="aligncenter" width="288"]ラベンハム レイドン 高級感比較 こちらがラベンハム[/caption] [caption id="attachment_1117" align="aligncenter" width="276"]バブアー 高級感比較 こちらがバブアー[/caption]

カジュアル使用向き比較(ラベンハムVSバブアー)

よりカジュアルな服装にはバブアー清潔感を求める服装にはラベンハム

バブアーのキルティングジャケットはラベンハムと比較すると、やや光沢感を抑えたマットな印象の生地
そのためジーンズなどカジュアルな服装にはバブアーの方が合うと思います

逆に言えばチノパンにはラベンハムの方が合わせやすいかと思います

下記はラベンハム、バブアーにユニクロジーンズを合わせてみました

[caption id="attachment_1118" align="aligncenter" width="225"]ラベンハム カジュアルスタイル こちらがラベンハム[/caption] [caption id="attachment_1119" align="aligncenter" width="225"]バブアー カジュアルスタイル こちらがバブアー[/caption]

どうでしょう?あんまり変わんないですか?
写真ではちょっと微妙なとこですが、実際はバブアーの方がジーンズに合わせやすい印象です
ラベンハムは光沢感が邪魔をしてジーンズには少し合わせづらいかも

耐久性比較(ラベンハムVSバブアー)

ラベンハム、バブアーどちらも同程度の耐久性

良質なナイロン生地を厳選し手作りにこだわりを持つラベンハム
耐久性の高い防水服の独自開発を行う技術をもったバブアー

どちらのキルティングジャケットも非常に耐久性が高いです
安物のキルティングジャケットを使用すればわかることですが数年でヨレやキルティング生地の痛みが激しくなってきます
しかし、ラベンハム・バブアーともに数年程度の使用ではヨレやヘタレもまったくありません

暖かさ比較(ラベンハムVSバブアー)

ややバブアーに軍配
ただし非常に僅差です

理由はバブアーのほうがボタンの数が多く裾までしっかりと閉められる点がポイント、サイドベンツ部分にもボタンが付いており冷たい風を防ぎやすい

一方のラベンハムはバブアーに比べてボタンの数が少なく、裾にはボタンがありません
よって風が入ってきやすい点が挙げられます
サイドベンツもボタンがない
ただし、生地そのものの暖かさについては両者とも差がないと感じます
(※モデルによってラベンハムには裾までボタンがついているものもあります)

[caption id="attachment_1121" align="aligncenter" width="288"]ラベンハム ボタンの数 ラベンハムはボタンが5個[/caption] [caption id="attachment_1122" align="aligncenter" width="276"]バブアー ボタンの数 バブアーはボタンが6個[/caption]

縫製の質の比較(ラベンハムVSバブアー)

ラベンハムに軍配

メイドインイングランドにこだわりを見せるラベンハムはさすがの一言
キルティングジャケットを仕上げた人間の名前が一着一着に記されるように丁寧な縫製が唯一無二です
なんかわからんが、タグの部分に担当のイギリス人の名前が書かれていることは嬉しいことこの上ない(超ミーハー)
ちなみに筆者の持っているレイドンを担当したのは「ジャネットさん」でした
ジャネットさん、あざーす!
ラベンハム 縫製担当の名前

バブアーは中国製で縫製がやや甘い印象
他の方の購入レビューなどを参照しても縫製についての苦言がちらほらありました
ちなみに私の購入品にもほつれが多くありました(製品としては問題ないですが)
ただし、バブアーについては一着のみの購入ですし、レビューを参考にしたにしろ個人的見解の域を出ませんのでご了承ください

着回し力比較(ラベンハムVSバブアー)

バブアーに軍配

個人的にはバブアーの方がカジュアルな服装に合う感じですので着回し力は高いかと思います
どんなジーンズにも非常に合わせやすい点がポイント高いです
もちろんチノパンと合わせても問題ありません、私は迷彩柄のパンツなんかと合わせたりもします(ラベンハムの高級感のある光沢だと迷彩柄とは合わせにくい)

動きやすさ・ストレッチ性比較(ラベンハムVSバブアー)

引き分けドロー

どちらもナイロン生地のためストレッチ性にはやや欠けます
ただし生地単体で考えるなら生地の柔軟さはラベンハム
生地がカッチリと硬めの印象はバブアー
といったところでしょうか

ビジネス使用を考えるならどっち?(ラベンハムVSバブアー)

ラベンハムに軍配

ビジネスでの使用も考えるなら断然ラベンハムです
ラベンハムのレイドンは主にカジュアル使用ですが着丈に気を付ければビジネス使用できなくもありません
ちなみに筆者もYシャツの上にレイドンを羽織ることがあります

ただし、ラベンハムでビジネス使用を考えるならレクサム、デンストンなどのモデルを選ぶのがベストです

価格の比較(ラベンハムVSバブアー)

価格はバブアーに軍配

バブアーのリッズデイルSLナイロンの税込み価格「26400円」(2021年1月28日時点)
ラベンハムのレイドンの税込み価格「39600円」(2021年1月28日時点)

ラベンハムを基準にすると30%以上の価格差がありますね
ラベンハムはメイドインイングランドにこだわりがありますので、その分高価格です
ちなみにバブアーはメイドインチャイナ

コストパフォーマンスの比較(ラベンハムVSバブアー)

コスパのみで考えるならバブアーに軍配

ラベンハムに比べて低価格なバブアー
それでいて耐久性は同程度、カジュアルな服装で着回し力の高いバブアーは非常にコスパがいいです
実際に筆者はプライベート使用ではバブアーのほうを着用することが多いです

ブランドのボタン比較(ラベンハムVSバブアー)

どちらもブランド名が刻印された専用のボタンが装着
大きさは一回りほどバブアーのボタンが大き目です

ラベンハムはコーデュロイ生地に
バブアーはナイロン生地にロゴ入りボタンがついてます

[caption id="attachment_1124" align="aligncenter" width="225"]ラベンハム ボタンロゴ こちらがラベンハム[/caption] [caption id="attachment_1125" align="aligncenter" width="225"]バブアー ボタンロゴ こちらがバブアー[/caption]

ブランドロゴの位置比較(ラベンハムVSバブアー)

ラベンハムは首元の内側に一見して「ラベンハム」とわかるイギリス国旗と馬の絵柄のブランドが印象的で高級感抜群
ラベンハム 首元ロゴ

それ以外には着用した状態で左側ポケットにさりげない金文字のロゴがあります
このさりげない主張が職人気質のラベンハムっぽいです
ラベンハム ポケットロゴ

一方のバブアーは着用した状態で左側の内側にロゴがあります

[caption id="attachment_1129" align="aligncenter" width="231"]バブアー ロゴ位置 Amazonより引用[/caption]

それ以外はボタンを除いてロゴが一切ありません
公式購入だとバブアーのピンバッジが付属していることがありますが、私は使っている人を見たことがないです
バブアーピンバッジ

ラベンハムVSバブアー比較まとめ

・高級感 ラベンハム
・カジュアル感 バブアー
・耐久性 引き分け
・暖かさ 僅差でバブアー
・縫製の質 ラベンハム
・着回し力 バブアー
・ストレッチ性 引き分け
・ビジネス兼用性 ラベンハム
・価格 バブアー
・コストパフォーマンス バブアー

いかがでしたでしょうか
ラベンハムもバブアーもどちらも特徴があって一長一短あります

どちらを購入するかお悩みの方は、ご自身のライフスタイルに合わせて検討してみるのがいいのではないでしょうか
または私のようにどちらも購入するっていうのもアリです!

それでは皆様のキルティングジャケット選びの一助になれば幸いです

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