ツレみご!

ツレみご!

パートナー(ツレ)が身ごもりましてん、からのなんやかんや

妊娠後に流産するかもしれないと知った場合の旦那(男)の心構え

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意図せずして、ツレ(嫁)が絶賛妊娠中
流産の可能性が高いと言われてしまった38歳妊婦の妊娠奮闘記(旦那の妄想目線でお送りします)
皆さまこんにちは(人によってはおはようございます、こんばんは、かな?)
ハロー!なんて方もいらっしゃったりして
チャオ!
ニーハオ!
ダンケシェーン!
ボーノ!
僕の外国語のボキャブラリーなんかこんなもんやわ、どうぞ上から目線で蔑んでください
どうでもいい無駄話はさておき
 
前回の続きとまいりましょ
前回は確か・・・悟空がスーパーサイヤ人になったあたりまでやったかな
なので今週のサザエさんは「カツオは見た!フネとタマの骨肉の争い!」の巻やね
・・・
こんな記事読むまでもないわって人は重要な部分だけポイント書いといたからこれだけ見てちょ
 
・妊婦さんの話をしっかりと聞く
・相手の声に寄り添う
・家事などのできることをする(要相談)
・やんわりとお尻を愛でてやる(ケースバイケース)

妊娠発覚後の検査で胎児の姿が見当たらない(妊娠5週目)

というわけで衝撃の2020年6月×日事件(知らない人は1回目の記事よ読んでみよう)の当日談はまだまだ続くねん

https://three-nine39.com/archives/13

ワイ「・・・結婚しよう」

ツレ「いやや」

( ゚Д゚)

えええええええええぇぇぇぇ!!

いやなのぉぉぉぉお!!( ;∀;)

でもね

ワイはしっかりと見ましたよ

 

「いやや」と言った時のツレの顔

少しはにかんだような、なんとも言えん表情で冗談を言ってみた的な顔してました(と思う)

神妙な面持ちでした

[caption id="attachment_447" align="alignnone" width="244"]神妙な面持ち セトウツミ1巻より[/caption]

帰り道は2人ともほぼ無言

けっして気まずいわけではなく、かといってその話題に触れるということもなく
お互いにいろいろと考えを巡らせてたんちゃうかなと思ってた

ただツレがその時に何も話さんかったのは理由があった

 

1LDKの狭い我が家につくとツレがおもむろに話し始めました

ツレ「もしかしたら・・・流産するかもしれん

ツレ「先生にそう言われた」

ツレ「尿検査で妊娠してるってことがわかって でも胎嚢の形が丸くなくて四角らしくて・・・赤ちゃんの体が見えへんらしい・・・」

 

( ゚Д゚)・・・

「そっか・・・」

ワイ「とりあえずまだ確定っていうわけではないなら出来る限りのことをしていこう」
ツレ「そうやな」

妊娠発覚後の妊婦の精神状態はとても不安定&パタニティブルー

後々わかることなんですが妊娠初期の女性は非常に精神状態が不安定になりやすいようです
もちろん個人差があるし、その度合いも随分違うと思います

赤ちゃんが欲しくて欲しくて!
とか
結婚も済ませたし計画的に赤ちゃんをつくろう!

っていうカップル(夫婦)には超がつくほどめでたい話で問題は少ないと思う

でも妊娠を予定してなかった妊婦さんは特に注意が必要

  • 経済的な問題(ちゃんと育てられるのか)
  • 精神的な問題(親になると言う覚悟ができていない)
  • 肉体面での問題(自分のおなかに違う命がある)

などなど

男には想像を絶する世界が広がるんじゃないかと思う
自分の体内の命を守らねばならない、それによって一気に制限されてしまうことが増える

摂らないほうがいい食物
飲めない薬
できないこと
やらないほうがいいこと

とにかく制限が増える
これは男目線で見ても大変さがわかる

もうね、パタニティブルーなんか目じゃないよ

っていうかパタニティブルーってなんやねん!
そんな言葉あるの初めて知ったよ
っていうか絶対テキトーに言葉作ったやろ
マタニティブルーから文字ってパタニティでいいんちゃう?的なノリなパーティー
変換してもパタニティブルーでてこーへんやん
ワイだけ?ワイのパソコンだけでーへんの?
なんでもかんでも対義語つくったらええってもんやないで
むしろモータルコンバットのフェイタリティ見て気持ち悪なるフェイタリティブルーのほうが実用性あるわ
(でもパタニティブルー便利)

ということで妊婦さんの大変さは男のパタニティブルーなんて目じゃないのよ
一気にいろんなもんが圧し掛かるわけ

男の心配なんて・・・
いやパタニティブルーなんてお金の話くらいちゃうか
妊婦さんの心配に比べたらパタニティブルーなんてたいした話やない
(実際は大変です、子どもができることによって生活の急激な変化やマタニティブルーになった奥さんを支えようとすることで旦那さんが陥ることもある)

自分の腹に違う命を授かってるわけやから、妊婦さんはそれはそれは大変やと思う

ただワイはこの時点でどれだけツレが不安定になるかはわかってなかった
まだツレのサポート役・・・
パタニティブルー役として圧倒的な知識不足やった(無理に使わんでええ、使い方間違ってるから)

ちなみにこの記事書くまでパタニティブルーやなくパパニティブルーやと思ってた(恥ずかしっ)
あやうく学会で発表して論文に投稿するとこでした

いやー見直してよかったー!
転ばぬ先の杖ですな

妊娠後の子宮頸管ポリープ切除と流産の関係性

不安やったのかツレは家に帰ってからずっとネットで検索してた

妊娠しているときの子宮頸管のポリープ切除は適切な処置であったのかということを
調べていくうちに妊娠時のポリープ切除は胎児にとってよくないらしいことがわかった

なんでそんなことを調べたかというとポリープ切除後の出血の量が異常やった
ツレは一度切除をしたことがある経験者
前回のときはそれほど無かった出血が今回は多すぎる(※前回も同じ病院の同じ先生に処置)

結論言うと妊娠中のポリープ切除は流産の可能性を高めてしまうということ

ツレに話を聞くと妊娠がわかったのは切除後のことやったみたい
時すでに遅しやね

お医者様は常に万全の状態でベストを尽くし最善の処置を施す
と信じたいですがそんなわけはありません

後々気づいて、あっちがベストやったなーなんて絶対あると思う

ツレはそれ(ポリープ切除と流産の関係性)を知った後、先生を責めました
なぜ最初の問診票で「妊娠の可能性がありますか」という問いがなかったのか
なぜ先生はポリープ切除前に聞いてくれなかったのか
なぜ切除後に気づいたのか

そして何よりも自分を責めた

「なぜ自分は妊娠の可能性があることを申告しなかったのか」
「なぜあの時・・・」
「なぜ自分は・・・」
「なぜ・・・」

自分の体に宿った小さな命を自分の手で殺めてしまったのかもしれない
そんな自責の念やったと思う

流産の可能性がある妊婦さんに男(旦那)ができること

「そんなことないよ」
「先生だって間違てしまうことはあると思う」
「お互いわからんかったんやからしょうがない」

心に浮かぶ拙く稚拙な言葉の数々に自分のボキャブラリーがいかに少ないかを実感させられた
あぁツレがこんなに苦しんでるのにワイには何もしてやれん
慰めの言葉ひとつ出てこない

枕に顔をうずめ涙を悟られまいとするツレの後ろ姿にこっちが泣いた
なんでこんな時に何もしてあげられへんのやろう・・・

ここで何を言っても自分を責めてしまったツレには響かんやろう
そう思って何も言ってやれんかった

ただツレに寄り添ってお尻を愛でてやることしかできんかった
何一つかける言葉は無かった
だから、ただただお尻をやさしく愛でてやったよ

これでもかっちゅうくらい愛でてやったよ
お尻が無くなるかと思ったよ?

後はとにかく相手が納得できるまで話を聞いた(ほとんど頷いてるだけ)
余計な口を挟まない
気持を理解できるように努めた
家事などの雑用を率先して引き受けた(本人がすることで気がまぎれることもあるかも、ここは要相談かな)

 

その甲斐あってか時間はかかったけどツレは立ち直りました

今になって思うことやけど何も言ってやれないからって何も出来ないってことにはならないのではないかと思う
ツレが今回のことをどう思ってるかはわからんけどツレは自ら立ち上がりました(機会があれば聞いてみます)

まぁてめー(男)は関係ねーわ
自分でなんとかしたんじゃい!

なんて言われるかもしれんけど・・・

その時はワイが枕に顔を埋めて泣くことになるでしょう
そして二度と立ち直れないでしょう・・・

 

追記:聞いてみました!こちらの記事の目次「聞いてみた」より

https://three-nine39.com/archives/316

言葉なんていらない

ちょっと暗い内容になっちゃいましたが彼女や奥様が妊娠中の男性諸君は

・妊婦さんの話をしっかりと聞く
・相手の声に寄り添う
・家事などのできることをする(要相談)
・やんわりとお尻を愛でてやる(ケースバイケース)
こーいうことが大事なんじゃないかと思ったんです(わからんけどね、わからんのかい!)
当たり前の話になるかもしれんけど普段からのスキンシップとかコミュニケーションが大事なんちゃうかな
うちの決め手はスキンヒップやな(自画自賛
こーいうのがちゃんと出来てたら言葉なんていらんのちゃうかな
そう言葉なんていらん
ワイのようにボキャ貧の方は是非試してみてください
ただし、試してるときははっきり言って相手に響きませんよ
だって相手は赤ちゃんを失う喪失感に支配されてるから
まったくもって無意味と捉えられるかもしれん
ただ後々になってボディブローのようにきいてくる(もっとええ例えないんかい)
「あぁそういえばあの時旦那(男)が話聞いてくれたからちょっと楽になれたかもな」
「一人やったらつらかったな・・・」
そう思ってもらえればシメシメですぞ
その時に響かないってのはみんなそうやと思う
自分にとって大切な人やモノを失うかもしれんって思うと心の中はそのことでいっぱいになる
そこに余裕な隙間はないから誰からの慰めの言葉も入ってこーへん
それはしょうがないことですよね
そんなときって普段奥さんにまかせっきりな家事をやることで少し楽になるみたい
料理
料理の後片づけ
洗濯
掃除
こんな誰にでもできることでも相手は楽になったり助かるもんです
最終的には自分自身で立ち上がる他ないわけですから余計なことは言わずにそっと手を差し伸べて相手が立ち上がるのを待つ(サポートする)のも男の役目ってもんなんちゃうかなと思ったり思わんかったり(思わんのかい)

妊婦さんが流産しそうなときの男の心構えまとめ

・妊婦さんの話をしっかりと聞く
・相手の声に寄り添う
・家事などのできることをする(要相談)
・やんわりとお尻を愛でてやる(ケースバイケース)
くどいようですがコレ
 
時間はかかるかもしれませんがつらい時に助けてくれる旦那(男)がおるってのは心強いもんやと思います
 

妊婦さんは特に不安定になりやすいから普段から協力してサポートするのがいいです
普段からのコミュニケーションと家事や雑用もマメにやっといたほうがいい
何かをやるたびにいちいち相手に聞くのは向こうにとってストレスですからね
 
ちなみにうちのツレは一週間くらい塞ぎ込んどった
こっちもなかなか辛かったよ!
出口の見えないトンネルにおるような気分やった
 
これも一種の・・・
 
パタニティブルーやわ!(決まった)
 
流産の可能性が高いって事実は変わらんけど旦那(男)のサポートがあるかないかで違ってくると思う
いつしか光は見えると信じて
 
次回は「劇的ビフォーアフターコロナ」「俺の髪の毛ソーシャルディスタンス」の二本立てです、お楽しみに。
 
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