ツレみご!

ツレみご!

パートナー(ツレ)が身ごもりましてん、からのなんやかんや

モテないくんエピソード

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意図せずして、ツレ(嫁)が絶賛妊娠中
流産の可能性が高いと言われてしまった38歳妊婦の妊娠奮闘記(旦那の妄想目線でお送りします)

いや、なんかね

ほらワイの顔ってブラッドピットみたいやん?
なんていうか素敵やん?

プロフィールにも書いてるけど似てるねん、そんな感じなわけ

だから〇〇さんモテるでしょ?

ってけっこう言われるの

まぁまんざらでもないで

みたいな返事してみたり

まぁ~昔はな!
若いときだけやで!

みたいな返事をテキトーにしてたんやけど、とうとう心苦しくなってきたから正直に白状する

ほんっまにモテマセン

ということで自分がモテてないやって気づいたエピソードを話すわ

3つ上の兄貴

時は遡ることワイの小学生時代
ワイには3歳離れた当時中学生の兄がおったんやけど

まぁ腹立つことにコイツがモテたわけよ!!
それが女子だけやなく男子にもモテやがるクソ野郎でね(BLではない)

まさに非の打ち所がないわけ

両性からモテる両生類やから、兄貴の悪口という名の刃を振るったところで刃はワイにカエルわけやね
(はい!ここ笑うとこー!)

だから誰にも兄貴の悪口言われへんの
っていうかただのワイの勝手な嫉妬心やしね!

そんなしょうもない嫉妬を口にしたところでワイがアメリカに住んどったら「シット!」て言われるだけやから
(はい!二回目の笑うとこーきましたよー!)

一番ムカつくのは兄貴がめっちゃんこいいヤツなとこ!
小学校低学年のときに男やのにキティちゃんのリュックを背負わされてたワイ
それを見た同級生たちがちょっかい出して悪イジリしだした時に

「おまえらうるさいんじゃ!俺の弟になにすんねん!文句あるんやったら俺んとここいや!」

って助けてもらった

もはやいうことないやん
誰彼かまわず優しくて同級生だけやなく先輩後輩、先生にまで好かれるパーフェクトな人間やん

パーフェクト超人やん

スクリューキッドやん(なんでそこ)

でもね、そんなパーフェクトな兄貴をもつといろんな弊害が現れるんですな

ワイが中学に上がったときは、もうね兄貴とね

比べられる比べられる

ひとたび中学校内を歩けば
「〇〇さんの弟や」

ちょっと運動できないと
「〇〇さんの弟やのに・・・」

優しくて大好きやった兄貴の存在が、こんなに苦痛になるとは思わんかった
中学時代に兄貴と比べられることによって性格のねじ曲がったクソ野郎の一丁上がりですわ

ごめん話戻すわ、別に兄貴の話をしたいわけちゃうねん
今回は非モテエピソードなわけやから

衝撃!兄の中学校卒業式

話の発端は兄貴の中学の卒業式
まあそんな兄貴のわけやから当然卒業式でもモテモテ

当時、卒業式で好きな男子の学ランの第二ボタンをもらうっていう習慣がありまして(今もあんのかな?)
兄貴は第二ボタンどころかすべての!
そりゃすべての!
腕のボタンまで全部よ!
ボタンがまったくない状態で家に帰ってきたわけ!

ガッバァー学ランの前が開いた状態で帰宅してやんの

ジャケットかいうくらい開いてんの

もうガッバガバ

ドルチェ&ガッバーナ

そんなばっかーな

小学生目線からそれはそれはもう衝撃で眩しすぎて直視できんかった
菩薩かミロクかと思ったよ
それくらい輝いて見えたよ
羨ましかったよ
今度生まれてくるならこんな人間になりたいと思ったよ

はやくモテ人間になりたーい!!

ほんでそれを超えたいと思った自分がおったよ
超えるにはどうすればいい?
勝つにはどうすればいい?
単純にボタンの数でいいんじゃね?
兄貴より取られたボタンの数が多ければ勝てんじゃね?

安易な思い付きより数年後
とうとうそれを実行する日が来た

入念なマーケティング戦略と差別化によるポジショニング

ワイがとった作戦は、単純により多くのボタンを用意すること(入念なマーケティング戦略

ということで予め学ランのボタンが売ってる店でボタンをいっぱい買った
しかも学校が指定する普通の制服屋さんやなくて
ヤンキーとかちょけた男子が調子こいて「短ラン」とか「長ラン」とか買うような「変形学生服」を売ってるような店

ドキドキしながらそんな店に入って、なぜか龍をかたどったボタンを購入した(差別化によるポジショニング)
ついでにボタンの裏に取り付ける「裏ボタン」も買った(ここにも龍の紋章)

それを堂々とつける勇気はないもんやから裏ボタンだけつけたwww
誰にも見られない裏ボタンをつけていきがるワイ

唯一それを話した友達はなにを勘違いしたのか知らんけどその裏ボタンを捨てよった
あれはほんまに意味わからんかったな
今でもわからんわ

あいつどうしてんねやろ
風になったという噂は聞いたけど

そんな粋がったボタンをポケットに大量に忍ばせていざ決戦の時

ワイは兄を超える!衝撃の中学校卒業式!(BGMはパラボラ)

ボタンはすぐに取り出せるように学ランの両脇のポケットにイン!

もちろん学ランは上から下までボタンフル装備
まさにフルアーマーガンダム

なんなら思春期やから股間にはバズー・・・ごにょごにょ

始まる国家斉唱
つられて歌う校歌合唱
めくるめく門出の言葉
在校生の送辞
卒業生の答辞

そのすべての学生生活が輝かしく走馬灯のように~駆け巡ります!

 

とかどうでもいい!
ところで泣いてるやつおるけどどうでもいい!
そんなことはまったく重要ではない!
この後が大事やで!
これからが本番やぁーーーー!!

 

卒業式も終わり告げ
みんなでワイワイべしゃり暮らし

次々に同級生の女子やら後輩女子やらに呼ばれて、校舎の影へと消えていく男子たち

・・・

みんな恥ずかしいんかな

ワイを想ってる子はきっとシャイなんやな

・・・

・・・

・・・( ^ω^)

・・・

・・・

・・・(;^ω^)

・・・

・・・

あれ?

ん?

ちょっと待ってみんなどこ行くん?
なんでワイの知らん世界へ行くの?

ワイも連れてって

あぁ誰でもいいワイを導いてくれ
ララァ・・・ワイを導いてくれ

・・・

さっーてと
家でやることもあるし、そろそろ帰ろうかなっと
こう見えてけっこう忙しいねんなー

家帰ってギルガ〇ッシュナイト見たりー、おとなのえ〇ん見たりー、オ〇ニーとかー、オナ〇ーとか
忙しいんだよねーー

とりあえず女子に呼ばれて消えていった鬼畜な友達(モウドモダチジャナイ)はほっといて明らかにモテないであろうゴボウ体型のモテないブラザーズ友達のコバヤシ君と一緒に帰ろーっと

コバヤシくーん

あれ?

コバヤシくんどこいった?

おーい

コバヤシくーん

あぁおったおった!
こんな校舎の隅っこで君はいったい何をしてるんだい?
モテない男はすみっコぐらしかい?
そんな隅っこでウダウダするから君はモテないんじゃあないかねまったく・・・

コバ・・・( ゚Д゚)

 

コバヤシくんの正面には後輩の女子2人・・・
一人はめっちゃ顔赤い
もう一人はめっちゃこっち睨んでるやん
コバヤシはめっちゃ気まずそうな顔してるやん

えーっと

これはどういう状態かね?

・・・

あぁ・・・なるほどそーいうことね
わかったわかった

いやいや何も言わんでもわかる
サトラレ並みに君たちの言いたいことはわかる!

そして

みえる!
私にも敵(コバヤシのクソ野郎)がみえる

ワイ「お・・・おぅ・・・先帰るわな」

 

一人歩き続ける帰り道
ワイのポケットの大量のボタンは一歩足を踏み出すごとにジャラジャラと不快な音を鳴らすのであった

 

つづく

続くかボケっ!

 

互い違いに歩き出した僕の両足は
どんな未来のアスファルト踏みしめていくんだろう

靴底を擦り減らしてドアの向こう側
まだ遠くて不確かでぼやけてる理想像も
追い越すような軌跡を描いてみせるよ

いつかきっと
いつかきっと

 

次回は「メルカリでおならを出品してみた!」です
お楽しみに。

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